御影石・墓石・石材彫刻：茨城県笠間市稲田の石材店：ストーンランド石幸

稲田石は約６千万年前に誕生した黒雲母花崗岩で、正式には稲田白御影石（いなだしろみかげ）とよばれます。
石材として利用されるようになったのは江戸時代からで、本格的に採掘されたのは明治22年頃です。

稲田石は、私たちの身近な日本を代表する多くの歴史的建造物から現在の建造物や石碑に至るまで、多岐にわたって使用されています。
約110年の歴史を誇る稲田石は東京駅をはじめ日本銀行､三井本館､旧三菱銀行本店(三菱東京UFJ銀行)､第一生命ﾋﾞﾙ､最高裁判所など数々の歴史的な建造物で使われてきました。

弊社も明治時代に石屋を創業し、4代目になりました。創業以来、個人、法人、寺社様等多くのお客様に石を通したサービスを提供してまいりました。弊社の石職人の職歴は、今でも多くの場所で見る事ができます。

石の職人は、6千年前という気の遠くなるような時間をかけて生成された岩石に職人の魂を吹き込みます。そうして出来た製品は、恒久的に利用されるため決して手抜きは許されません。

石の歴史、その産地の歴史に恥じぬよう石職人の匠の技をよりいっそう磨き、弊社ご利用のお客様に末代までの満足をご提供できるよう引き続き努力してまいります。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有限会社　石幸
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　大川　修廣

一、奇形怪状、無言にして能く言うものは石なり

一、沈着にして氣精永く、土中に埋もれて大地の骨となるものは石なり

一、雨に打たれ、風にさらされ、寒熱にたえて悠然動ぜざるは石なり

一、堅質にして大廈高楼の基礎たるの任を果たすものは石なり

一、黙々として山岳庭園などに趣を添え、人心を和らぐるは石なり



　　　　　　　　　　　　　　　<永平泰禅九十四翁>